日本道観総本部だより

日本道観総本部スタッフが、四季折々の写真とともに、おたよりするよう更新します。

タオイズムとは

タオイズムとは、道「TAO」を説き、
不老長生を究極の理想とする中国で生まれた思想です。
人間も自然の一部と考え、天地自然の流れに添った生き方、
人為を捨てて、自然の流れに添って生きる、
古代中国の『老子』『荘子』の思想を基本としています。



神仙思想、風水などの考え方はタオイズムの一部であり、
易学などの古代の思想、信仰、神話もタオイズムの流れをくんでいるものがたくさんあります。



日本道観では、長年に渡りタオイズムの研究を行い、
各国の道教・タオイストの皆様との交流を深めながら、
研究成果を世界に伝える活動をしています。



道家と中国三大宗教と言われる道教の発展

紀元後に、仏教が中国に伝わってからは、
神仙思想や老子の哲学を学ぶ人達の流れから発展して
宗教としての道教教団が組織化されました。



人々の病の元を日常の穢れた心から発生すると考え、
その穢れをお札に書いて、天地人の神々に懺悔することで救われる
というような教団もできました。

中国で12世紀ころになると 
王重陽が設立したといわれる全真教が発展してきます。
その7大弟子のひとり、丘長春(きゅうちょうしゅん)が創始したのが龍門派です。



チンギスハーンに呼ばれて、謁見した丘長春氏は、
「不老長生法を教えてほしい」というチンギスハーンに対して
勇気を振り絞って、「不老長生法などはありません。 あるのは、養生法だけです。」
と答えて、逆に信頼を得たのです。



そして数年の間そこに留まり、
チンギスハーンに養生法(ようせいほう)を指導したといわれています。
それをきっかけとして龍門派は大変大きくなりました。



そして、その流れを汲む、龍門派代13代を
中国以外の人で初めて、日本道観初代道長、早島天來大先生が嗣がれたのです。

心と体が甦るタオイズム/日本道観総本部

日本道観は、早島天來 初代道長によって設立



日本道観では、皆様の心とからだの健康をサポートするために、
「導引術」、「動功術」、「洗心術」という気のトレーニングを指導しています。


日本道観は 昭和55年、「導引術」をはじめとする
気のトレーニングを指導する場として
早島天來(筆名/早島正雄)初代道長によって設立されました。


導引は、五千年前の中国に生まれ、
歴史の中で育まれてきた気の健康法です。


古代の人々は動物の動作の真似をすることで、
いかにして自然に近づくことができるかを工夫し、
そしてそれが人間の健康にもどれほど役立つものであるか、
長い年月を積み重ねながら考究してきたのです。


そして生まれたのが導引です。
導引は、呼吸法と体の動きを組み合わせることで、
体内の気の流れを活発にして健康的な体を作り、
そして、宇宙の気と一体になって天地自然の流れに添った生き方をしようというものです。


日本には、古代帰化人として有名な王仁によって、
四世紀末に三體千字文と一緒に伝えられたといいます。


日本道観では「導引」を体系化した「気の導引術」を学べます



この導引を、早島天來が、現代の生活に合わせて
一般にもわかりやすく、学びやすいように体系化したものが
日本道観の「導引術」なのです。


そして、西洋医学が盛んになった明治時代以降
忘れられていた導引を「導引術」として現代によみがえらせたのが、
早島天來日本道観初代道長なのです。


日本道観の、3つの気のトレーニングで気を取り入れる



静して体内に気を取り入れる「導引術」だけでなく、
動きから体内に気を取り入れ
体中すみずみまで回す健康武術である「動功術」、
さらに師との対話から生き方について根本原理を説く
「洗心術」の指導も併せて行っています。


このように、「導引術」、「動功術」、「洗心術」という、
3つの方向から、気のトレーニングを学べるのも日本道観だけなのです。


皆さんも、気のトレーニングを通して、
今や日本や世界のリーダーの間で静かなブームを起こしている、
中国の老荘の『道家TAO』の、無為自然な生き方を実践し、
健康な心と体づくりをめざしませんか。

日本道観総本部 情報



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