日本道観総本部だより

日本道観総本部スタッフが、四季折々の写真とともに、おたよりするよう更新します。

【草露白】 日本道観総本部 2018年9月9日

日本道観総本部スタッフです。

 

 

今の季節は、二十四節気七十二候では、
白露の初候『草露白〜くさのつゆしろし』です。

9月8日~9月12日

 

 

草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃。

夏から秋への変わり目です。「露が降りると晴れ」

という天気の諺はご存知でしょうか?

 

 

露は、空気中の水蒸気が冷やされてできるもので、

風と雲がない晴れた夜に、地上の熱が上空に逃げる

放射冷却」によって発生します。

 昼間、太陽熱によって蓄えられた地上の熱は、

夜になると太陽光が届かなくなり、

空に向かってどんどん逃げて行きます。

夜間、雲がある場合は、地上から逃げ出す熱を

ある程度雲が防いでくれますが、

雲がない夜は、熱はそのまま宇宙へと放射され、

地表温度は下がっていきます。

そして、1日のうちで最も気温が下がる明け方になると

大気が冷え込み、露を結ぶというわけです。

夜の間中、雲一つなかった空は高気圧に覆われ、

安定した気圧配置になっていることが多いので、

昼になっても、晴れのままという訳です。

 

 

草露白/日本道観総本部

 

 

空が高くなって参りました。  

 

今日も楽しい一日をおすごしください。

 

 

 

日本道観総本部 スタッフ