日本道観総本部だより

日本道観総本部スタッフが、四季折々の写真とともに、おたよりするよう更新します。

【葭始生】 日本道観総本部 2018年4月21日

日本道観総本部スタッフです。

 

 

今の季節は、二十四節気七十二候では、
『葭始生〜あしはじめてしょうず』です。

4月20日~4月24日

 

 

 

水辺の葭(あし)が芽吹き始め、山の植物、

野の植物が緑一色に輝き始める頃。

地下茎で広がっていく葦は、暑い夏もよく育ちます。

生育力に優れ、私たち人間や動物の暮らしにとって、

とても大事な役割を果たしています。

 

 

水辺に棲む動物たちには、身を隠したり巣となる場所を与えます。

また水生動物も多く暮らす葦原は、分解能力や浄化能力に長け、

環境保護の観点からみても重要な役割を担っています。

 

 

人間の暮らしでは、古来は葦舟、現代でも広く活用されている葦簀(よしず)、

また木管楽器オーボエクラリネット等)のリードに使用される等、

色々と役に立つ植物ということが分かりますね。

 

  

葭始生/日本道観総本部

  

  

  

今日も楽しい一日をおすごしください。

 

 

 

日本道観総本部 スタッフ