日本道観総本部スタッフです。
今の季節は、二十四節気七十二候では、
『葭始生〜あしはじめてしょうず』です。
4月20日~4月24日
水辺の葭(あし)が芽吹き始め、山の植物、
野の植物が緑一色に輝き始める頃。
地下茎で広がっていく葦は、暑い夏もよく育ちます。
生育力に優れ、私たち人間や動物の暮らしにとって、
とても大事な役割を果たしています。
水辺に棲む動物たちには、身を隠したり巣となる場所を与えます。
また水生動物も多く暮らす葦原は、分解能力や浄化能力に長け、
環境保護の観点からみても重要な役割を担っています。
人間の暮らしでは、古来は葦舟、現代でも広く活用されている葦簀(よしず)、
また木管楽器(オーボエやクラリネット等)のリードに使用される等、
色々と役に立つ植物ということが分かりますね。
今日も楽しい一日をおすごしください。
日本道観総本部 スタッフ