日本道観総本部だより

日本道観総本部スタッフが、四季折々の写真とともに、おたよりするよう更新します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【雪下出麦】 日本道観総本部  2020年12月31日

日本道観総本部スタッフです。 大晦日となりました。 激動の2020年が幕を閉じます。 今日から、二十四節気七十二候では、 『雪下出麦〜ゆきわたりてむぎのびる』です。 2020年12月31日~2021年1月4日 降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃。 麦は越年草で秋に…

【麋角解】 日本道観総本部 2020年12月26日

日本道観総本部スタッフです。 本日より、二十四節気七十二候 『麋角解〜さわしかつのおつる』です。 2020年12月26日~12月30日 ヘラジカの角が生え変わる頃。 枝分かれした大きな角が抜け落ちて、 春にまた新しい角が生え始めます。 年末寒波が来ています。…

【乃東生】 日本道観総本部 2020年12月21日

日本道観総本部スタッフです。 今日から二十四節気七十二候では、 冬至の初候 『乃東生〜なつかれくさしょうず』です。 2020年12月21日~12月25日 夏になると枯れてしまう 靭草(うつぼぐさ)の芽が出る頃。 冬は草木のほとんどは枯れていきますが うつぼぐ…

【冬至】  日本道観総本部 2020年12月21日

日本道観総本部スタッフです。 本日12月21日は、二十四節気の 『冬至〜とうじ』です。 冬至は一年で昼が最も短い日。 北極では、一日中太陽が昇らず 「極夜」と呼ばれています。 日本では、冬至にゆず湯に入り、 かぼちゃを食べる風習がありますね。 ゆず湯…

【鱖魚群】 日本道観総本部 2020年12月16日

日本道観総本部スタッフです。 今の時期は、二十四節気七十二候では、 大雪の末候 『鱖魚群〜さけのうおむらがる』です。 2020年12月16日~12月20日 鮭が川を遡上する頃。 川の上流で生まれた稚魚は海へと下り、 数年かけて、産卵のために 自分の生まれた川…

【熊蟄穴】 日本道観総本部 2020年12月11日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 大雪の次候 『熊蟄穴〜くまあなにこもる』です。 2020年12月11日~12月15日 熊が冬ごもりの時期に入り穴にこもる頃。 熊たちは春になるまで、穴の中で過ごします。 もちろん熊だけではなく…

【閉塞成冬】 日本道観総本部 2020年12月7日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 大雪の初候『閉塞成冬〜そらさむくふゆとなる』です。 2020年12月7日~12月11日 天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。 空は重い雲に覆われ、生き物は じっと気をひそめるようになります。…

【大雪】 日本道観総本部 2020年12月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日12月7日は、二十四節気の 『大雪〜たいせつ』です。 大雪には、雪が激しく降り始める頃 という意味があります。 陽が更に短くなって寒さが増し、 冬が深まっていきます。 この頃になると、冷たい空気からなる 大陸の高気圧…

【橘始黄】 日本道観総本部 2020年12月2日

日本道観総本部スタッフです。 今日から、二十四節気七十二候では、 小雪の末候 『橘始黄〜たちばなはじめてきばむ』です。 2020年12月2日~12月6日 橘の実が黄色くなっていく頃。 橘とは柑橘のことで、 古くから日本に自生していました。 常緑植物であるこ…

【朔風払葉】 日本道観総本部 2020年11月27日

日本道観総本部スタッフです。 今日から、二十四節気七十二候では、 小雪の次候 『朔風払葉〜きたかぜこのはをはらう』です。 2020年11月27日~12月1日 冷たい北風が木々の葉を落とす頃。 北風の木枯らしのことを「朔風」と呼びます。 地面いっぱいに広がる…

【虹蔵不見】 日本道観総本部 2020年11月22日

日本道観総本部スタッフです。 本日より、二十四節気七十二候では、 『虹蔵不見〜にじかくれてみえず』です。 2019年11月22日~11月26日 だんだんと日差しが弱まり、 曇ることが多くなる時期。 雲で、虹が現れることが少なくなり、 たとえ見えたとしても、ぼ…

【小雪】 日本道観総本部  2020年11月22日

日本道観総本部スタッフです。 本日11月22日は、二十四節気の 『小雪〜しょうせつ』です。 冷え込みが厳しくなり、 小雪がちらつき始める頃。 先週の温かい日々から一転、 今週は寒波が到来し。 列島には確実に本格的な冬が 近づいてきています。 今日も楽し…

【金盞香】 日本道観総本部 2020年11月17日

日本道観総本部スタッフです。 本日より、二十四節気七十二候では、立冬の末候『金盞香〜きんせんかさく』です。 2020年11月17日~11月21日 水仙の花が咲きはじめる頃。 漢字やよみからは、 金盞花を連想してしまいそうですが、 水仙の花のことを表していま…

【地始凍】 日本道観総本部 2020年11月12日

日本道観総本部スタッフです。 本日より、二十四節気七十二候では、立冬の次候『地始凍〜ちはじめてこおる』です。 2020年11月12日~11月16日 今朝は今季一番の寒さという ところが多い様です。 「地始凍」とは、冬の冷気のなかで、 大地が凍りはじめる頃。 …

【山茶始開】 日本道観総本部 2020年11月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日より、二十四節気七十二候では、立冬の初候『山茶始開〜つばきはじめてひらく』です。 2020年11月7日~11月11日 「つばき」と読みますが、漢字の通り 山茶花を表し、サザンカの花が咲き始める頃。 初冬に歌われる代表的な…

【立冬】 日本道観総本部 2020年11月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日 11月7日は 二十四節気の 『立冬~りっとう』です。 立冬の頃は各地で紅葉が進み、 北日本では平地でも初雪の便りが 聞かれる頃です。 また、秋の日はつるべ落とし と言われるように、 日暮れが目立って早く 感じられるよ…

【楓蔦黄】 日本道観総本部 2020年11月2日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 霜降の末候 『楓蔦黄〜もみじつたきばむ』です。 2020年11月2日~11月6日 もみじや蔦が色づいてくる頃。 葉が赤色に変わることを「紅葉」と呼び、 銀杏のように黄色に変わることは 「黄葉…

【霎時施】 日本道観総本部 2020年10月28日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 霜降の次候 『霎時施〜こさめときどきふる』です。 2020年10月28日~11月1日 パラパラと、通り雨のように 雨が降りはじめる頃。 雨が降ったかと思えば、 すぐに青空が顔を出します。 夏の…

【霜始降】日本道観総本部 2020年10月23日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 霜降の初候『霜始降〜しもはじめてふる』です。 2020年10月23日~10月27日 氷の結晶「霜」が初めて降りる頃。 昔、朝に庭や道沿いが 霜で真っ白になっていることから、 雨や雪のように空か…

【霜降】日本道観総本部 2020年10月23日

日本道観総本部スタッフです。 本日10月23日は、二十四節気の 『霜降~そうこう』です。 霜降とは、字のとおり霜が降りる頃という意味。 これまでより寒さが加わり、 露が凍って霜に変わり始めるようになる頃です。 移動性高気圧に覆われた時など 風がなくお…

【蟋蟀在戸】 日本道観総本部 2020年10月18日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 寒露の末候『蟋蟀在戸〜きぎりすとにあり』です。 2020年10月18日~10月22日 蟋蟀が戸口で鳴く頃。 実際はキリギリスでなく、 コオロギである説もあるそうです。 蟋蟀は夏の虫で、 日中に…

【菊花開】 日本道観総本部 2020年10月13日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 寒露の次候『菊花開〜きくのはなひらく』です。 2020年10月13日~10月17日 菊の花が咲く頃。 各地で菊の展示や菊まつり、 品評会が行われる時期です。 菊には不老長寿の薬効があると 言わ…

【鴻雁来】 日本道観総本部 2020年10月8日

日本道観総本部スタッフです。 今日より、二十四節気七十二候では、 寒露の初候『鴻雁来〜こうがんきたる』です。 2020年10月8日~10月12日 南へと旅立ったツバメと入れ違いに 雁が北から渡ってくる頃です。 雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になると シベリ…

【寒露】 日本道観総本部 2020年10月8日

日本道観総本部スタッフです。 本日10月8日は、二十四節気の 『寒露~かんろ』です。 寒露とは、晩秋から初冬にかけて 草木や木の葉の上につく露のことで 「露が冷気によって凍りそうになる頃」 という意味です。 日中は過ごしやすい陽気ですが、 朝晩は肌寒…

【水始涸】 日本道観総本部 2020年10月3日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、秋分の末候 『水始涸〜みずはじめてかかる』です。 2020年10月3日~10月7日 水始涸(みずはじめてかかる)とは、 田の水を落として、 稲穂の刈り入れを始める頃。 収穫の最盛期で、農家の皆…

【蟄虫培戸】 日本道観総本部 2020年9月28日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、秋分の次候 『蟄虫培戸〜むしかくれてとをふさぐ』です。 2020年9月28日~10月2日 外で活動していた虫たちが 冬ごもりの支度をはじめる頃。 虫たちは秋冬が終わるのを、 約半年間も土の中で…

【雷乃収声】 日本道観総本部 2020年9月22日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、秋分の初候 『雷乃収声〜かみなりすなわちこえをおさむ』です。 2020年9月22日~9月27日 夏の間に鳴り響いた雷が収まり 夕立の回数も減ってくる頃。 空にはモコモコとした鱗雲があらわれます…

【秋分】 日本道観総本部 2020年9月22日

日本道観総本部スタッフです。 本日 9月22日は、二十四節気の 『秋分〜しゅうぶん』です。 秋分の日は春分の日(3月21日頃)と同様で 昼と夜の長さが同じです。 ですが、気温は秋分と春分では大きく異なります。 これは、地球上の空気が温まったり冷えたりす…

【玄鳥去】 日本道観総本部 2020年9月17日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、白露の末候 『玄鳥去〜つばめさる』です。 2020年9月17日~9月21日 春先に日本にやってきたツバメが、 再び日本から、暖かい南の地域へと 帰っていく頃。 また来年の春先に戻ってくるまで、 …

【鶺鴒鳴】 日本道観総本部 2020年9月12日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、白露の次候 『鶺鴒鳴〜せきれいなく』です。 2020年9月12日~9月16日 鶺鴒が鳴きはじめる頃。 日本書紀には、イザナギとイザナミに 男女の交わりを交わそうとした時に、 その仕方を教えたの…