日本道観総本部だより

日本道観総本部スタッフが、四季折々の写真とともに、おたよりするよう更新します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【重陽の節句】 日本道観総本部 2020年9月9日

日本道観総本部スタッフです。 今日9月9日は、重陽の節句です。 陰陽思想では、奇数が陽でめでたい数字とされ、 陽の数字で最も大きい9が重なることから 重陽(ちょうよう)と呼び、 古代中国では大変めでたい日として 菊の花を飾り、菊酒を飲んでいました…

【草露白】 日本道観総本部 2020年9月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、白露の初候 『草露白〜くさのつゆしろし』です。 2020年9月7日~9月11日 草花の上に降りた朝露が、 白く涼しく見える頃。 夏から秋への変わり目です。 「露が降りると晴れ」という 言葉があ…

【白露】 日本道観総本部 2020年9月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日 9月7日は、二十四節気の 『白露〜はくろ』です。 白露とは、野の草に露が宿って白く見え、 秋の趣が感じられる頃という意味です。 白露(はくろ)を過ぎる頃になると 日中は残暑があるものの、 夜が長くなるにつれて 朝晩…

【禾乃登】 日本道観総本部 2020年9月2日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、処暑の末候 『禾乃登〜こくものすなわちみのる』です。 2020年9月2日~9月6日 9月に入り、台風9号、 続いて台風10号も近づいてきています。 「禾乃登」とは、田に稲が実り、 稲穂が色づきつ…

【天地始粛】 日本道観総本部 2020年8月28日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、処暑の次候 『天地始粛〜てんちはじめてさむし』です。 2020年8月28日~9月1日 天地の暑さがようやくおさまり始める頃。 「粛」は縮む、しずまるという意味です。 天気図には秋雨前線が登場…

【綿柎開】 日本道観総本部 2020年8月23日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、処暑の初候 『綿柎開〜わたのはなしべひらく』です。 2020年8月23日~8月27日 綿を包む柎が開き始める頃。 柎とは花の萼(がく)のこと。 柎が開き始めると ふわふわとした綿毛が 中からとび出…

【処暑】 日本道観総本部 2020年8月23日

日本道観総本部スタッフです。 本日8月23日は、二十四節気の 『処暑〜しょしょ』です。 処は落ち着くという意味があり、 処暑は、暑さが落ち着き始める頃です。 処暑の頃は、まだまだ 厳しい残暑の日がありますが、 北の高気圧が現れ、 涼しい空気が入りやす…

【蒙霧升降】 日本道観総本部 2020年8月17日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、立秋の末候 『蒙霧升降〜ふかききりまとう』です。 2020年8月17日~8月22日 森や水辺に 白く深い霧がたちこめる頃。 日中の暑さから解放され、 朝夕のひんやりとした 心地よい空気の中、 深…

【寒蝉鳴】 日本道観総本部 2020年8月12日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、立秋の次候 『寒蝉鳴〜ひぐらしなく』です。 2020年8月12日~8月16日 夏の終わりを告げるかのように、 ヒグラシが鳴いている頃。 ヒグラシは、日の出前や 日没後によく鳴きますので 区別がつ…

【涼風至】 日本道観総本部 2020年8月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、立秋の初候 『涼風至〜すずかぜいたる』です。 2020年8月7日~8月11日 夏の暑い風から、 秋の涼しい風に替わりはじめる頃 という意味です。 夕方になると鳴く 虫たちの音色は 涼しさを演出し…

【立秋】 日本道観総本部 2020年8月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日8月7日は、二十四節気の 『立秋〜りっしゅう』です。 立秋は、暦の上で 秋が始まる日となります。 立秋を過ぎてから 秋分(9月23日ごろ)までの 気温の高い状態を残暑と呼びます。 立秋から秋とはいっても名ばかりで、 ま…

【大雨時行】 日本道観総本部 2020年8月2日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、大暑の末候 『大雨時行〜たいうときどきふる』です。 2020年8月2日~8月6日 夕立や台風などの 夏の雨が激しく降る頃 と言う意味です。 きれいな青空に 湧き上がる入道雲は、 夕立を教えてく…

【土潤溽暑】 日本道観総本部 2020年7月27日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、大暑の次候 『土潤溽暑〜つちうるおうてむしあつし』です。 2020年7月27日~8月1日 熱気がまとわりつくような蒸し暑い頃。 この暑さをしのぐために 日本では昔から 打ち水をする光景が見られ…

【桐始結花】 日本道観総本部 2020年7月22日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、大暑の初候 『桐始結花〜きりはじめてはなをむすぶ』です。 2020年7月22日~7月26日 桐が花を咲かせる頃。 桐は伝統的に神聖な木とされ、 生活の中での家具だけでなく、 室町幕府では小判に…

【大暑】 日本道観総本部 2020年7月22日

日本道観総本部スタッフです。 本日7月22日は、二十四節気の 『大暑〜たいしょ』です。 大暑は、最も暑さの厳しい頃 とされています。 日本では多くの地域で梅雨明けを迎え、 安定した夏空が広がるようになる時期です。 例年より梅雨明けが遅れている 今年の…

【鷹乃学習】 日本道観総本部 2020年7月17日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、小暑の末候 『鷹乃学習〜たかすなわちわざをならう』です。 2020年7月17日~7月21日 五・六月に孵化した雛が、 巣立ちの時を迎え 空中での飛び方や 獲物の狩りの仕方を学び始める頃。 独り立…

【蓮始開】 日本道観総本部 2020年7月12日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、小暑の次候 『蓮始開〜はすはじめてひらく』です。 2020年7月12日~7月16日 蓮がゆっくりと蕾をほどき、 花を咲かす頃。 水底から茎を伸ばし、 水面に葉を浮かべる蓮 綺麗な花を咲かせる蓮は…

【温風至】 日本道観総本部 2020年7月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、小暑の初候 『温風至〜あつかぜいたる』です。 2020年7月7日~7月11日 雲の間から注ぐ陽が だんだんと強くなる頃。 梅雨明け頃に吹く風は 白南風(しらはえ)とも呼ばれ、 梅雨明けの青空に …

【小暑】 日本道観総本部 2020年7月7日

日本道観総本部スタッフです。 本日7月7日は、二十四節気の 『小暑〜しょうしょ』です。 小暑は、いよいよ暑さが 本格的になる頃という意味です。 セミが鳴き始める頃で、 小暑から立秋(8月8日頃)までが 『暑中』となり、 暦の上では 暑中見舞いを出す時…

【半夏生】 日本道観総本部 2020年7月1日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、 『半夏生〜はんげしょう』です。 2020年7月1日~7月6日 半夏とは烏柄杓(からすびしゃく) という植物の別名で、 この毒草が生ずる季節という意味です。 また、田植えの目安とされ、 この頃…

【菖蒲華】 日本道観総本部 2020年6月26日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、夏至の次候 『菖蒲華〜あやめはなさく』です。 2020年6月26日~6月30日 アヤメが花を咲かせる頃。 アヤメ、ハナショウブ、カキツバタは よく似ていて、見分けがつきにくいですね。 見分ける…

【乃東枯】 日本道観総本部 2020年6月21日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、夏至の初候 『乃東枯〜なつかれくさかるる』です。 2020年6月21日~6月25日 乃東枯(なつかれくさかるる)とは、 冬至の頃に芽を出した 「靫草(うつぼぐさ)」が枯れていく頃。 乃東とは、漢…

【夏至】 日本道観総本部 2020年6月21日

日本道観総本部スタッフです。 本日6月21日は、二十四節気の 『夏至〜げし』です。 夏至は、北半球で 一年で最も昼が長い日です。 北半球では太陽高度が最も高く、 日陰は最も短く、 更に昼間の時間が最も長くなります。 しかし、日本の場合、夏至(げし)の…

【梅子黄】 日本道観総本部 2020年6月16日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、芒種の末候 『梅子黄〜うめのみきばむ』です。 2020年6月16日~6月20日 梅雨入りと同じくして、 梅の実が薄黄色に色づく頃。 梅雨という言葉は、 梅の実が熟す頃の雨という意味で 日本人には…

【入梅】 日本道観総本部 2020年6月10日

日本道観総本部スタッフです。 今日 6月10日は暦の上の「入梅(にゅうばい」 芒種(ぼうしゅ)から5日目、 立春から135日目が「入梅」で、 文字通り梅雨の季節に入る頃です。 実際の梅雨入りの日は、気象庁が その日までの天気経過と 1週間先までの天気の…

【腐草為蛍】 日本道観総本部 2020年6月10日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、芒種の次候 『腐草為蛍〜くされたるくさほたるとなる』です。 2020年6月10日~6月15日 ホタルが暗闇に光を放ちながら、 飛び交う頃という意味です。 日本では約40種の蛍が本州以南に生息し、…

【蟷螂生】 日本道観総本部 2020年6月5日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、芒種の初候 『蟷螂生〜かまきりしょうず』です。 2020年6月5日~6月9日 初夏になり、秋の内に産み付けられた卵から、 カマキリの幼虫が孵化する頃。 カマキリは、交尾時に メスがオスを食い…

【芒種】 日本道観総本部 2020年6月5日

日本道観総本部スタッフです。 本日6月5日は、二十四節気の 『芒種〜ぼうしゅ』です。 芒種とは稲の穂先のような芒(ノギ)を持つ 穀物の種まきをする頃という意味です。 芒(ノギ)とは、コメや麦などの 先端の小穂のさらに先端にあるとげ状の突起の事です…

【気象記念日】 日本道観総本部 2020年6月1日

日本道観総本部スタッフです。 今日 6月1日は「気象記念日」 1875年の今日、 日本初の気象台「東京気象台」が設置され、 東京で気象と地震の観測が開始されたことを 記念して制定されたのだそうです。 そして9年後の1884年のこの日には、 日本で最…

【麦秋至】 日本道観総本部 2020年5月31日

日本道観総本部スタッフです。 本日より 二十四節気七十二候では、小満の末項 『麦秋至〜むぎのときいたる』です。 2020年5月31日~6月4日 麦が熟し、たっぷりと金色の穂が実り始める頃。 百穀が成熟する、麦にとっての「秋」です。 この時期に強く吹く風の…